2009年12月

ハワードは第3章の中で、二人のスターバックス創立者たちに言いました。

宝石とは単なる石ころにすぎません。しかしそれが希少であれば大変価値(資産として)があるものですね。

ハワードはスターバックスの創立者たちが始めたビジネスモデルが、大きなビジネス価値を持つものだと確信しました。

さて、彼らが始めていたビジネスモデルとはどんなものでしたか?

それはどんな価値ですか?

二人の創立者たちはそのことを理解していましたか?

要領よく自分の言葉でまとめてください。

青山浩太郎

この問題については、ハワード・シュルツが第2章に述べています。

ハワードは、自分のビジネスが成功したあとでも、この二人の考え方を
忘れませんでした。

さて、その二人のビジネス姿勢とはどんなものでしたか?自分のことばでまとめてください。

参考:マーケテングにおける4Pにおける一つを非常に重要視したこととそれを推し進めた二人の特別な個性?にあります。

重要視したものと個性がヒントです。

青山浩太郎

問題を解く鍵は第1章です。

それは幼年期におけるハワード・シュルツの家庭生活と大きな関係があります。

第1章をよく読み、家庭環境がハワードの人格形成に何をどのように与えたかを考えると、理解できます。

起業を目指す人にとって大変重要なことです。

青山浩太郎

平成21126

問題:下記の文章を読み、自分の言葉で具体的な形で設問に答えなさい。

 

ハマープラスト社の役員として社会的地位を築いていたハワード(28歳)は、スターバックス(シアトルの得意先)が、大量の特定のドリップ用コーヒーメーカーを購入する理由をチェックすることにしました。

彼はシアトルに行き、自分の目でスターバックスのビジネスモデル(高級コーヒー豆を深煎りで焙煎し顧客に直接販売する)と、創立者であるジェリー・ボールドウィン&ゴードン・バウカーのビジネスに対する姿勢を確認し、感動しました。

そしてこのビジネスこそ自分が探し求めていたものだと確信しました。

その後ハワードは自が築き上げたニューヨークでの社会的地位(仕事と収入)を捨て、スターバックス(小さな田舎の企業)に参画する決意をしました。

その後ハワードは、スターバックスの創立者たちと面接や打ち合わせを続けた結果、1年後にようやくいい返事を得ることができました。

入社を決める最終段階の食事会で、ハワードは創立者たちに「皆さんは本物の宝石を手に入れたんです」といいました。

 

さて、問題です。

 

(1)なぜハワードは社会的地位を捨て、シアトルに行くことを決意しましたか?

(2)ジェリー・ボールドウィンとゴードン・バウカーのビジネスに対する姿勢とは一体どのようなものですか?

(3)ハワードのいう「本物の宝石」とは一体何のことですか?

(4)ハワードはどうして彼らのビジネスを、本物の宝石だと思ったのでしょうか?

(5)その後ハワードはどういう行動をとり、結果どうなりましたか?

(6)ハワードの一連の行動に対し、あなたの感想を述べなさい。

 

       

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